強い不安を打ち消すには|強迫性障害という病気|あなたの不安を払拭する

強迫性障害という病気|あなたの不安を払拭する

強い不安を打ち消すには

看護師

どのような病気か

強迫性障害は、異常な不安に対する強迫観念と、不必要な行為を何度もしてしまう強迫行為を言います。何かに対する不安が異常なまでにおそいかかり、それを打ち消そうとして意味のない行動を繰り返してしまうようになります。具体的には、仕事でミスを起こしていないかいつも不安を抱えてしまい、その確認を何度も行ってしまう行為などです。この他にも、極度の潔癖症で何度も手洗いなどをしてしまい、些細な理由をしつこく追及する行為もそれに当てはまります。強迫性障害が起こる原因としては、神経症の一種として捉えられています。脳内にある神経伝達物質の機能障害などが考えられ、ストレスあるいはもともとの性格で発症するとみられます。強迫性障害につながりやすい性格には、几帳面や真面目さがあり、完璧主義なところもなりやすい傾向にあります。強迫性障害に陥っている人は、症状の異常さに自分でも気づいている場合が多いです。しかし、強い不安が勝ってしまうため、行動せずにはいられなくなってしまうのです。こうした症状を本人が一番辛く感じてしまい、周囲から誤解を受けることで傷ついてしまいます。強迫性障害を治すためには、専門の治療を受けなければいけません。精神科や心療内科などで対応しており、心の不安の原因から取り除いていってくれます。少しでも疑いのある場合は、1度相談してみるといいでしょう。

主な治療法

強迫性障害の治療では、薬や心理療法を用いた方法で行われます。脳内の機能障害を正常に戻していくための薬が用いられ、症状が重ければ向精神薬も有効的です。この薬物療法を続けていく流れで、症状の様子をみていくことになります。症状の改善がおもわしくなければ、途中で薬を替えてくれるため心配も軽減されます。そして、心理療法では認知行動療法が行われ、不安が生じても行動を抑えられるように注意を促していく方法です。日々の行動から本人に意識させるようにしていけば、自信や慣れが生じてくるようになるので効果も期待できます。また、強迫性障害は他の精神的な病気を患っている可能性も高く、そういったところも同時に調べられます。強迫性障害の半数の人がうつ病や統合失調症の初期に見られる場合があり、他の症状を悪化させないためにも治療は必要です。ストレスからくる不安や脳の機能障害となると、なるべく早めに対処していかなければいけません。強迫性障害はその初期に見られる症状となるので、放置するのは危険です。本人が自ら気付いて治療を始める以外にも、家族や周囲の人が気づいてあげることも大切です。不安から解放されればとても楽な状態になれるので、治療は今後を大きく左右していく効果があります。